2006年08月31日
建築取材散歩
9月公開のワールドトピックスの取材にバルセロナにある建築を探して歩いてきました。
実は建物の撮影って結構大変なんです。
遠くから、近くから、内部から撮影したいし、
本等で見る写真だと建物が一番きれいにプロが撮影してるけど
実際にその場所に行くと、看板、交通標識、街路樹が邪魔してたり、
許可が無いと入れない場所に侵入しないとアングルが撮れなかったり・・・。
まあ、それでも家から近い場所から攻める事にして、
ついでに他の建物も撮りがてら目標物に近づいて行く。

1枚目 フランサ駅裏
この駅は私が15年前初めてバルセロナに付いた駅。
今ではメインステーションは別の所になっているので、
駅としての賑やかさはない。古くて大きな駅なので
2000年から2001年になるときは年越しパーティーがあったり
中古レコードフェアー等に使われたりもしています。
もちろん駅としても稼働中。
写真左からちょっと有名なビル2軒、1件は不動産会社の物。
真ん中は自然科学関連のビル、その隣はEMBTのガス会社のビル。
もうすぐ完成。

2枚目 海の前から
不動産会社MAFREのビルともう1軒はなんだっけ??ホテル?
その前には「EL PEZ」(魚)のオブジェ。
こんなオブジェが至る所にある、中でもこれは巨大でお金かけてるね。
税金?それとも会社の資産?

3枚目 庶民の生活
ピカピカのビルの裏には昔ながらのアパート。
私はこんな風景が好き。汚いけどね。
ここはバルセロネッタと言うエリア、昔の漁村。
セントロに近い割には家賃が安かったんだけど、海の近くで
見晴らしもいいし家賃の上昇率最高と言われている。
オリンピック前のバルセロネッタは海に沿ってシーフードレストランが並び
砂浜にはギンガムチェックのテーブルクロスを敷いたテーブルセットが置かれ、
それは庶民的で素敵な大好きな場所だった・・・。
今はおしゃれなバー等はあるけどね。

4枚目 空港のそばまで行ってしまった
何とも言えないビル
てっぺんのUFOは展望で回転するらしい
中には日本でも有名なEL BULLIのフェラン・アドリアのレストランがあり
とても高いらしい。

5枚目 モンジュイックを眺める
グランビアからモンジュイックの眺め 超有名建築家が並ぶ
左から白いくねくねした物はカラトラバの電話塔
その右の平たい物は磯崎新 オリンピックのドーム
カラトラバの左下にある数本の棒の様な物は
たしか日本人女性建築家のものではなかったかな?
写真には写っていないけど、ずっと左には
19世紀初頭に開催された万国博覧会の時に建設された建物
そしてこれまた中田英寿氏が紹介してバルセロナチェアーで有名になった
ミース・バン・ローエのパビリオンもある。
これだけ建築の写真があるにも関わらず、ガウディが1枚もない。
今回のメインの2人の建物はワールドトピックス公開後に
番外編としてこのブログに掲載予定です。
おつかれさまでした
2006年08月24日
迷宮へ ラビリンス

先日の日曜日はスペイン人の友人たちとラビリンスへピクニックに行ってきました。
1870年頃に作られた、バルセロナでも一番古い庭園の中にあります。
いままであんまり庭園に興味は無かったんです。
この絵に描いた様な庭園の基本みたいな庭園でしたが、
やはりきれい!何とも言えないムードがあります。
神秘的 謎 退廃
ここなら妖精やドレスを着た女性が遠くの林の陰に
すぅ〜っと横切ったりしてもおかしくないような・・・。
なにしろ、真夏だったんで空恐ろしいようなムードは自分の想像だけなんですが
季節を変えたり、夕暮れ時に行くとさらに盛り上がると思います。
おそらくこのタイプの美しさはイタリアの方が得意分野なんではないでしょうか?


庭園内はほとんどが森で、そのなかに噴水、花壇、池等が点在しています。
現代は庭園に水を使う事はほぼ当たりまえですが、
昔は水を自由に引いて来て、ふんだんに使うという事は悪い立地条件なら
さらに技術は必要だし、本当にお金持ちしかできなかったんです。
水の権利で地域の争いにもなりかねなかった時代のことです。
水がたくさんある日本ではそんなことあまり想像はできませんが・・・。
アンダルシアのアルハンブラ宮殿も水をふんだんに使って
涼しげに優雅に演出していますよね。
庭園内部の森は、なんとなく日本とは生えている植物が違います。
どこが?と、言われると具体的には言えないんですが、
日本で見慣れた森、林のイメージと違和感があるんですね。
それが不思議な感覚で面白かったです。
松の木がたくさん生えているんだけど、松ぼっくりが巨大!
松ぼっくりの中に松の実が入ってて、
食べられるってことは子供の頃から知っていましたよ。
でもね、一度も見た事はなかったんです。
その謎がここで解決!友達はみんな子供の頃は一度は森の中に入って
松ぼっくりの中の松の実を食べた事があったそうです。
お弁当を食べていると、そばにいたカップルの真ん中に
ドサッと松ぼっくり落下。けっこうびっくり。
すかさず拾いに行くと、入ってる入ってる。
本当に松かさの中に2個ヅツ並んで。
松やにで少しベタベタしていたけど、
懐かしい油絵の具のメディウムの匂いがします。
こんどその巨大松ぼっくりの写真用意しておきます。
12時ごろから7時過ぎまで、公園でぼーっと過ごした一日でした。

2006年08月16日
TERRESSA その2 美しい・・・
先日訪れたTERRASSAの繊維工場の様子です。
レンガの波が一面に広がって、本当にうっとりです。
東京湾の千葉県側にある、巨大な銀色の配管が並ぶ工場地帯も好きですが、
時代も違うし、これは比べ物になりませんね。
この辺りの工業は1980年代まで稼働していたそうですが、
どこの国も時代の流れで無くなって行く物はあります。
バルセロナは繊維、その他の製造産業で重要な役割を果たしていましたが、
今は観光産業が主になっています。
この工場の内部は子供向けの科学博物館のような物になっていますが(有料)
工場の屋根と、内部の様子だけ見たいと言うと、中に入れてもらえました。
屋根にはガラスがはめられていて、内部は最低限の照明で作業が出来るように
かなり効率よい設計になっています。
3枚目の写真は内部の様子ですが、明るいです。
TERRASSAはほかにも工場が保存されていて、モデルニスモの住宅等もあり
派手な観光スポットではないですが、建築好きなら行ってみて損はないです。



2006年08月09日
VACACIONES!!
parisのnakamotoさんも書いていましたが、
バルセロナも裏通りは閑散としてますよ。
古くからの商店は1ヶ月ぐらいお休みで、先週ご紹介したサンタ・カタリーナ市場は
各お店で順番にお休みです。一斉に夏休みしたら食べる物が買えないものね。
私たちも夏休み!と、行きたい所ですが、9月以降に先送りして
バルセロナ近郊の街を訪れる事にしました。(できれば毎週!)
さて、先週の土曜日は、TERRESSA
バルセロナから列車で約40分。8月の土曜日と言う事もあって
町中はし〜〜ん・・・。空いていてよかったのですが、
ちょっといっぱい飲もうにもお店が閉まっています。
それでも、目当てのモデルニスモの古い邸宅は貸し切りで見る事ができて大満足。
蚤の市で売られている様な物が、
実際にどんな風に使われていたのかを知るのにもとても参考になるし。
しかも触ってもいいし、写真撮影可。
バルセロナは繊維工場がたくさんあって、写真の家は工場主のお宅。
工場もかなりモダーンで美しい、工場の写真はこんどアップしますね。
バルセロナのRamblasからPortaferrissaに入ってすぐ左にインフォメーションがあり
郊外の観光案内のパンフレットを扱っています。
パンフは表記がほとんどカタラン語なのでちょっと理解が難しいかも。
建築やアンティークに興味のある人は是非チェックしてみてください!



2006年08月02日
8月
8月になりましたね、バルセロナはここ2〜3日はほんの少しだけ
涼しい風が吹いていますが、日中は普段通り灼熱の太陽が照りつけています。
こんなに暑いと食欲がなくなります、作るのも面倒だし・・・。
気分転換兼ねて、欲しかった調理器具を買いに行きました。
ハンド式のフードプロセッサ。日本の自宅にも1台所有していますが、
これが、使い勝手が良い!特に欧州風の料理には欠かせないんです。
野菜のプレ(ピューレ)、ポタージュ、そして
スペインの夏のメニュー、冷たい野菜スープのガスパチョにも!!
さっそく、購入初日はバカラオ(タラ)とポテトのプレ。
翌日はガスパチョと大活躍。
ガスパチョは冷たいパスタにも活用できるのでおいしくて、便利。
簡単に説明すると...
トマト、赤ピーマン、キュウリ、タマネギ、ニンニク、パン少々を
フードプロセッサでスープ状にするだけ。
味付けはオリーブオイル、ビネガー、塩、コショウ。
火を使わないので、暑い思いをしなくて済みますね。
写真は・・・、我が家の近所の市場です
MERCAT DE SANTA CATARINA(サンタ・カタリーナ市場)
実は有名な建築家のデザインなんです。
建築途中は「また、なんだか変なものが・・・」と、思っていましたが。
カタラン人のエンリック・ミラージェスとイタリア人のベネデッタ・タグリブエ
(すみません、スペイン語風の発音しか知らないもので・・・、
イタリアではどんな封に発音するのかしら??) によるもの。
残念ながら、エンリック・ミラージェスはつい最近無くなってしまいました。
サンタ・カタリーナ市場は2004年にオープン。
バルセロナで一番有名なMERCAT DE SANT JOSEPに比べると
規模は小さいですが、お魚は新鮮です。
もう少し野菜の種類がたくさんあるといいんだけど。
おしゃれな市場だけど立地はかなり下町。
文字通り庶民の台所なわけです。
今度、内部の様子もアップしますね。
もし、この夏休みにバルセロナを訪れる方、必ず観光スポットになっている
カテドラルを背にして、右を見るとカラフルな屋根が見えるので
是非、ちょっと足を伸ばしてみては?
他にもEMBT(エンリック・ミラージェス&ベネデッタ・タグリブエ)の
作品は数カ所にあるんですが、一番中心街からすぐなのはこの市場です。
中にはレストランやバーもあります。


