2006年10月12日
ひと味変わった建築散歩 =モンジュイック墓地=
風邪引きました・・・
こっちの風邪は菌が強いので、なかなか直らない
日本では10月に風邪引くなんてありえなかったのにね。
さて、今回はちょっと変な趣味?と思うかもしれませんが、
「墓地」です。
建築に関する物がメインテーマなのに、なんで「墓地」?
と、思うかもしれませんが、まあ、写真をみてもらえば納得なのでは。
実は日本でもお墓を見るのがわりと好きですが、
初めてヨーロッパの墓地を見てきました。
位置は海を背にして左側にあるモンジュイックの丘。
バルセロナ市街に面した方には、
1930年代の万国博覧会の時にできたモニュメントや
バルセロナチェアーで有名な、ミース・バン・デ・ローイのパビリオン
磯崎新のスタジアム、カラトラバの電話塔、
その他、見本市会場、美術館、劇場など
観光スポット盛りだくさんですが、
反対側の地中海に面した側には広大な古い墓地が広がっています。

空港から市内へ向う道で左側にきらきらとビルの窓のような物が
光っているのを見た事がある方もいるかも知れません、
実はそれが墓地。
バルセロナには共同墓地が5~6カ所有り、
このモンジュイックが一番古いもの。
街の歴史上有名な人物、音楽家、作家、政治家、
サッカーの FCバルセロナの創設者ジョアン・ガンペールのお墓もここにある。
探してみたんだけど、あまりに広くて見つからなかった・・・。

お金持ちの家柄の墓は、小さな礼拝堂のように
建物になっていて、中には椅子があり、葬式などの儀式を行う事ができる。
もちろん、鍵が閉まっているので私は窓から覗いただけ。
ステンドグラスがはめられていたり、門に鉄細工の装飾もあり
ほんとうに小さな教会のよう。
ゴシック建築特有のイボイボ(?)がたくさん付いたものもあり、
美術館でみるような彫刻あり。
写真にはないけど、現代彫刻風も数多くあり。

ほかにはホラー映画で見るように、石の箱と十字架がずらっとならんでいるものと、
壁にたくさんの引出し状の物が、まるで団地のようにある。
引出し状の物が新しいかと言うと、そうでもなくて戦前ぐらいからあるようで、
亡くなった方々は家族単位で眠っている。

普通の建築散歩と違うのは、膨大な文字。
家族の名字や亡くなった方に捧げる悲しみや賛辞の言葉。

全部の墓に当てはまるかどうかはわからないけど、
家賃のように使用料を払わないといけないので、
ときどき、滞納している墓には督促状が張り付けられている。
日本だとかなり罰当たりな感じ。
墓参りの習慣もないので、花はドライフラワー状になっているか、または造花。
実はこの墓地は写真撮影禁止です。
知らないで撮りまくっていました。
観光地ではないので管理業者と巡回中の警官ぐらいしかいません。
なので、訪れるときは必ず昼間にすること!
一人では行かないでくださいね、危ないです。
そういえば、街中で葬儀屋、棺桶屋を見た事ないんだけど・・・。
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コメント
藤内さん、こんにちは。
お墓!ですか・・・
映画に出てくる外国のお墓って憧れでした
(クリスチャンになろうかと思ったくらい)
地中海が望めるお墓なんて素敵ですね
お金持ちのお墓にもロマン感じました〜
でも、お墓参りの習慣がないなんてびっくりです☆
ラジオも聞きましたがカルチャーショックでした
つまりほったらかし状態
日本の田舎では過疎化が進んでお墓のお世話をする跡継ぎがいない
なんて話題になってますがスペインはそんなのへっちゃらなんですね
普段ガイドブックなんかでも見れない貴重な写真
ありがとうございました
投稿者: fujiki | 2006年10月13日 12:50